使用頻度の多いトイレを節水型にすることによって、意識しているよりも多くの水を節約できます。
「トイレ」を意識している方は、意外にも5%にも満たない結果となりました。
当然、意識的に節水を行っている場所も「お風呂」が1位です。
トイレのタンクに「ペットボトル」や「レンガ」を沈めて、タンク内にたまる水量を少なくする節水方法が紹介されていることがありますが、この節水はトイレを破損する恐れがあるんです。
レンガやビール瓶などの硬いものを入れると、水流や地震などの振動で、タンクが割れてしまうことがあります。
タンク内に入れたレンガやペットボトルがチェーンに引っ掛かったり、動きを妨げるため、水が流れたまま止まらなくなったり、タンク内に水が出続けたりといった故障を引き起こすことがあります。
メーカーの節水トイレは、ただタンクの水量を減らしているだけではなく、少量の水で流すための色々な技術が結集されています。
下水道の配管は、トイレだけではなく、家じゅうにつながっています。逆流や悪臭などのトラブルは、家じゅうに広がってしまうことさえあります。正しい方法で節水することをおすすめいたします。
一般的な便器には、「大」「小」をレバーによって切り替えることができます。洗浄水量は、2~3Lほど「小」は少ない水量で洗浄を行います。
用を足すときの音がどうしても気になる方は、疑似洗浄音を流してくれる「音姫」やスマートフォンアプリを使いましょう。
たとえば、1日6回男子小用時に、「eco小」洗浄を使うと、小洗浄使用に比べ、年間ペットボトル(2L)約219本分も節水できます。