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  1. トイレリフォーム・交換
  2. 排水芯の測り方[床排水]

排水芯の位置確認

排水芯とは

現在普及している洋式便器は、「床排水」「壁排水」の2種類に大別されます。
戸建て住宅や比較的新しいマンションでは、「床排水」が主流となっています。

床排水は便器の奥に太い排水管はありません

この床排水の排水管は、トイレによってさまざまな位置に設置されています。
この排水管の位置を特定するのが壁から排水管の中心までの距離で一般的に「排水芯」※と呼ばれています。

※排水心と表記されることもあります(TOTO)

位置の確認

では、外から見えない配管の排水芯は、どのように調べるのでしょうか。
便器には、床に本体を固定するためのネジがあり、設置後はキャップをかぶせてあります。

キャップの位置を確認

※キャップを外す必要はありません

このキャップは大小2種類があり大きなほうが目印となります。
便器背面(タンク側)の壁から大きなほうのキャップ中心までの距離が排水芯となります。

壁から大きなほうのキャップ中心までの距離を測りましょう

※機種により、壁に近いほうのキャップが大きい場合や、キャップが一つだけの場合があります。

排水芯の種類

排水芯は大きく分けて2種類に大別できます。

排水芯 200mm固定タイプ

1995年(平成7年)以降に新築・リフォームされたトイレは、このころより主流となった200mm固定式が多く採用されています。
当然、これから新築をされる場合は、「排水芯200mm固定タイプ」をお選びください。

壁から大キャップ中心までの距離が200mm

排水芯 可変(リモデル)タイプ

1995年(平成7年)以前に建てられた(リフォームされた)トイレは様々なサイズに排水管が設置されており「排水芯」も様々です。
そのため、排水管の移設を行うことなく、排水位置を調整することのできる「可変(リモデル)タイプ」を使用してリフォームを行います。

壁から大キャップ中心までの距離が300mm以上

※「リモデル」「リフォーム」「リトイレ」とそれぞれ呼び方がありますが、すべて同意の可変タイプを示しています。

排水管の位置が合わなくても排水アジャスターで長さを調整できます

これにより、以前のように配管の移設やそれに伴う床工事をすることなく便器交換が可能です。

各メーカーの排水芯対応表

■TOTO

シリーズ名 排水芯(mm)
ピュアレストQR
ピュアレストEX
305 ~ 540
ネオレストAH
ネオレストRH
305 ~ 540 , 200 , 120
GG 258 ~ 540 , 200
GG-800 305 ~ 540 , 200

■LIXIL(INAX)

シリーズ名 排水芯(mm)
アメージュZフチレス
アメージュZAシャワートイレ
200 ~ 550
アステオ 200 ~ 530
サティスS 200 ~ 450
サティスG 200

■Panasonic

シリーズ名 排水芯(mm)
新型アラウーノ 285 ~ 420 , 200
NEWアラウーノV
アラウーノSⅡ
305 ~ 445 , 200

※上記のサイズより「排水芯」が大きな場合は、便器本体を前に設置することで交換が可能です。

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